自動車保険のノンフリート等級
自動車事故保険においても、過去数年の事故歴が保険料（価格）に影響します。
事故歴によって割引率が変動する制度を「ノンフリート等級」と呼びます。
保険料に大きく影響する割引制度です。
初めて自動車を購入し、自動車保険（任意保険）に加入した時には、標準の保険料となり、その後、事故を起こさなければ保険料は割引されていき、また事故を起こして自動車保険を利用すれば、保険料は高くなっていきます。
このノンフトート等級・割引制度は、基本的に保険会社を変えても引き継がれるので、安心です。
ノンフリート等級・割引制度
- 等級は1等級〜２０等級まであり、数字が大きい方が安くなります。２０等級の場合は６０％引きになります。
- 初めて自動車保険に加入した場合は６等級からスタートします。
- 等級は自動車保険の支払いがなければ、１年に１等級づつ上がっていきます。
- 過失内容など自動車事故の内容によって、たとえ事故を起こしてしまっても、等級が変わらなかったり、事故自体がノーカウントとなる場合もあります。
簡単にいうと、２０等級が一番安い！と覚えてるが簡単。
このノンフリート等級は基本的に、
自動車を買い換えても、保険会社が変わっても、等級は引き継がれるので、保険料割引は保たれます。また、ある程度の年数が経たないと等級は上がらないので、主たる運転者の年齢とも関係する割引制度になっています。
自動車事故保険の等級については、名義が同じ場合には、常に引き継ぎになります。
その他、親子間の保険の引き継ぎ、名義の変更、団体割引からの変更など、等級が引き継げるのが気になる場合もあります。その場合は、「ノンフリート等級の引き継ぎ」についてのコーナーで解説しています。
